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トレイルブレイザー、G1初制覇なるか

2011年12月04日 21時29分

【香港ヴァーズ】
G1エリザベス女王杯連覇を果たして香港に乗り込んだスノーフェアリーIREが11/28の調教で左前肢を負傷して回避。さらにG1凱旋門賞2着でG1ジャパンC7着のシャレータIRE、米G1BCフィリー&メアターフ優勝のパーフェクトシャールも出走を取りやめた。11/23時点での選出馬のうちレーティング上位3頭がいなくなり、一気に混戦ムードとなっている。
トレイルブレイザーにとってはG1初制覇の大きなチャンス。前々走のG2アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を果たすと、前走のG1ジャパンCでも4着に健闘。充実期にある。レーティング118は出走予定馬の中では最上位。
フランスのサラリンクスIREは前走のG1ジャパンCでは12着に終わったが、前々走のG1カナディアン国際Sでは最内を鮮やかに抜け出して4馬身差の快勝。前年の覇者ジョシュアツリーIREや愛ダービー馬トレジャービーチといった牡馬のG1勝ち馬を一蹴した。切れ味はここでも上位だ。
イギリスのジャッカルベリーは昨年6月の伊G1ミラノ大賞の勝ち馬。昨年はイタリア調教馬としてこのレースに出走し、最後方から大外を回ってマスタリーの5着に入った。ただし今年はG1勝ちがなく、G3勝ちが最良。前走もG2で2着と勢いを欠く。
前走豪G1メルボルンCを制したフランスのデュナデンにも注目。中団から脚を伸ばして、ここに出走を予定するイギリスのレッドカドーとの追い比べを制した。前々走には豪G3ジーロングCも差し切っており重賞連勝中。勢いに乗っての参戦となる。
地元香港勢ではG2香港ジョッキークラブCで最後方からの豪快な追い込みを決めたサムザップNZが中心的存在。

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