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女王アパパネが世界に挑む

2011年12月04日 21時29分

【香港マイル】
昨年、3歳牝馬三冠を制したアパパネが初の海外遠征。2001年のエイシンプレストンUSA、2005年のハットトリックに続く日本馬3頭目の優勝を狙う。今秋は初戦のG2府中牝馬Sで14着と大きく崩れたが、続く前走G1エリザベス女王杯では3着に巻き返して面目を保った。マイル戦はブエナビスタを下した今年のG1ヴィクトリアマイルなど8戦5勝と最も得意とする距離。休み明け3戦目となる今回は更なる上積みも見込める。
イギリスから参戦のシティスケープは今年、欧州でマイル戦ばかり6戦して重賞2勝。6月の英G1クイーンアンSではキャンフォードクリフス、ゴルディコヴァに次ぐ3着に入った。能力はG1勝ち馬にも劣らない。
ジミーシューは昨シーズンのニュージーランドの年度代表馬。地元でG1ニュージーランドダービーに勝ち、豪州でもG1ローズヒルギニーに優勝。前々走にはオセアニアの中距離王者を決める豪G1コックスプレートに出走し、2着に好走した。マイル戦もG1新2000ギニーなどG1・2勝と不安はない。
フランスのラジサマンは昨年がエーシンフォワードUSAと同着の4着。今年は5月の仏G2ミュゲ賞からブリンカーを装着するとそのミュゲ賞と前走の仏G2ダニエルヴィルデンシュタイン賞を制し、仏G1ムーランドロンシャン賞や仏G1イスパーン賞でも3着に健闘。仏マイル路線で上位の一角を占める。
同じくフランスのサプレザUSAは昨年の3着馬。6歳を迎えた今年も英G1サンチャリオットS3連覇を果たし、G1マイルチャンピオンシップでも3着に入るなど衰えは見られない。今年も上位争いに加わる。
香港勢では4月のG1チャンピオンズマイルの覇者イクステンション、連覇を狙うビューティーフラッシュNZが有力。この2頭を前走G2香港ジョッキークラブマイルで下したデスティンドフォーグローリーも充実一途だ。

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