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中央 アラカルト

ジャパンCダートアラカルト

2011年12月04日 17時59分

1着トランセンド 藤田騎手
2着ワンダーアキュート 和田竜騎手
3着エスポワールシチー 佐藤哲騎手
①トランセンド
昨年JCダートをG1レース初挑戦ながら単勝1番人気に支持されてG1初勝利を飾ったトランセンドが、本年も1番人気に支持されての勝利。同レース連覇は史上初の記録となった。通算成績19戦10勝、G1通算4勝目。重賞は通算6勝目。馬名の意味は「超越する(英語)」。
【JRA同一G1レース連覇】
JRA同一G1レース連覇は、10年・11年の高松宮記念を勝利したキンシャサノキセキ、エリザベス女王杯を勝利したスノーフェアリーに続く本年3頭目。JRAダートG1レースでは初。また、10年・11年JCダート、11年フェブラリーS、マイルCS南部杯とJRAで行われたG1レースを勝利したが、JRAダートG1・4勝は史上初で、カネヒキリを抜いて単独最多勝となった。
【JRAダート重賞レース6勝】
09年のレパードSで重賞レース初勝利を飾って以来、この勝利で重賞6勝目。6勝すべてがJRA重賞で、JRAダート重賞6勝はスマートボーイを抜いて単独最多勝となった。
【関西馬】
トランセンドの勝利により、関西馬が04年のタイムパラドックス以来8連勝。阪神競馬場で行われるようになった08年以降、4年連続で関西馬が掲示板(5着以内)を独占している。
【馬番16番の勝利】
馬番号16の勝利は初めてで、これまでは09年のワンダーアキュート6着が最高着順。また、大外枠の勝利も初めてで、8枠(帽色ピンク)の勝利も初めて。
②藤田伸二騎手
同レースは10年トランセンドで勝利したのに続く2年連続通算2勝目。同レースを連覇した騎手は、04年(タイムパラドックス)・05年(カネヒキリ)に勝利した武豊騎手以来6年ぶり2人目。同騎手のJRA・G1レースは、本年のマイルCS南部杯をトランセンドで勝利したのに続く本年4勝目で、通算17勝目。本年JRA・G1レース4勝は、池添謙一騎手の5勝に次ぐ勝利数。これまで同騎手は、02年・09年にG1・2勝したのが年間最多勝で、キャリハイを更新中。JRA重賞レースは、本年のマイルCS南部杯を勝利したのに続く本年5勝目で通算93勝目。重賞レース通算93勝は、武豊騎手の273勝、横山典弘騎手の133勝に次ぎ、蛯名正義騎手に並ぶ現役3位タイの勝利数。
③安田隆行師
同レースは10年トランセンドで勝利したのに続く2年連続通算2勝目。連覇した調教師は、06年(アロンダイト)・07年(ヴァーミリアン)に勝利した石坂正師以来4年ぶり2人目。JRA・G1レースは、本年のマイルCS南部杯を勝利したのに続く本年4勝目で通算5勝目。本年JRA・G1レース4勝は、池江泰寿師の4勝に並ぶ最多勝タイ。なお、JRA・G1レース年間4勝は、00年に岩元市三師が5勝したのに次ぐ2位タイの勝利数。JRA重賞レースは、先週の京阪杯をロードカナロアで勝利したのに続く2週連続本年11勝目で通算19勝目。本年JRA重賞レース11勝は池江泰寿師の10勝を抜き単独最多勝。
④ワイルドラッシュ産駒
JRA・G1レースは、本年のマイルCS南部杯をトランセンドで勝利したのに続く本年3勝目で通算4勝目となるが、すべてトランセンドで勝利したもの。なお、JCダートを連覇した産駒は、06年(アロンダイト)・07年(ヴァーミリアン)に勝利したエルコンドルパサー以来4年ぶり2頭目。JRA重賞レースは、本年のマイルCS南部杯を勝利したのに続く本年3勝目で通算10勝目。なお、10勝中9勝がダートでのもので、芝での1勝は10年の小倉2歳Sをブラウンワイルドで勝利したもの。

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