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2冠馬セイウンスカイの墓碑が完成、開眼法要が営まれる

2011年11月27日 21時58分

1998年の2冠馬で、8月16日に心臓発作のため16歳の若さで死亡したセイウンスカイ(牡、父シェリフズスター)の開眼法要が11月18日、日高町の西山牧場で営まれた。
セイウンスカイはスペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダーらと同期。強靭な先行力を武器に、98年のG1皐月賞、G1菊花賞、G2京都大賞典、99年のG2日経賞、G2札幌記念など通算13戦7勝の成績を残した。
現役引退後の2002年にアロースタッドで種牡馬入り。種牡馬登録は継続していたが、07年シーズン後から同牧場で功労馬として余生を送っていた。
開眼法要には同牧場の山田研児場長ら牧場スタッフ、現役時代に管理した保田一隆調教師、アロースタッド関係者などが参列。花が添えられた墓前で焼香し、手を合わせた。
山田場長は「ひと言では表せないほど思い出が詰まった馬でした。これからも私たちを見守ってほしい」としんみり。参列者たちもそれぞれの思いを胸に冥福を祈っていた。
墓碑は牧場内にある馬頭観音横に建立。在りし日の姿と西山茂行オーナーの「青雲の空を駆け抜けた稲妻よ永遠なれ」という追悼文が刻まれている。

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