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ホッカイドウ競馬閉幕、計画&前年売上げを上回る

2011年11月27日 21時58分

2011年度のホッカイドウ競馬が11月17日、15開催80日間の全日程を終了した。今年度の発売額は前年対比102.5%、計画対比102.7%となる115億7137万5600円を記録。前年対比では09年度以来2年ぶり、計画対比では04年度以来7年ぶりに上回った。
収支均衡の見込みが立ち、今年度の継続が決まった同競馬。今年3月に長期的な視点に立った新たな計画となる「北海道競馬推進プラン」を策定してスタートを切った。開幕当初は東日本大震災の影響による電力事情に配慮し、30分繰り上げて開催。5月25、26日には濃霧のため計8Rを中止というアクシデントはあったが、出走頭数や競走数の増加、インターネット発売の好調、他主催者との場間場外発売レースの増加のほか、関係機関や日高管内全町、企業などが様々な支援やイベントを馬産地が一丸となって取り組んだ結果、20年ぶりに単年度黒字化が見込めるところまできた。
HRA北海道軽種馬振興公社の井村勝昭専務理事は「お陰様で単年度収支の黒字も見えてくるところまできました。ご支援、ご協力いただいた関係者の方々にお礼申し上げます」と感謝。来年度に向けては「新たに坂路調教施設が完成しますので、より充実した番組が作れると思います」と意欲を見せていた。
最終日は「ホッカイドウ競馬ファン感謝DAY」として、門別競馬場では競馬グッズが当たる抽選会、札幌トランペットクワイア(5人)による道営記念ファンファーレ演奏、所属騎手との交流会などが行われ、1334人が入場。新ひだか町の「Aiba(アイバ)静内」、浦河町の「Aiba浦河」に隣接する施設でも、今年最後の応援イベントが開かれ、大勢の来場者が馬産地競馬を楽しんでいた。

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