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外国馬3頭の21日の調教内容――ジャパンカップ

2011年11月23日 12時32分

11月27日のジャパンC(東京、G1、芝2400m)に出走予定のデインドリーム(牝3歳、独国)、サラリンクス(牝4歳、仏国)、シャレータ(牝3歳、仏国)の3頭の11月21日の調教内容は以下の通り。
○デインドリーム
【調教内容】
250mトラックで左回りでダク(速歩)7周―ダートコースで右回りでキャンター1400m(1F20秒程度)
【関係者のコメント】
ヒルデブランド助手:来日してからまったく戸惑いもないようですし、とてもリラックスしていて体調も良好です。前走(凱旋門賞)後も特に疲れも無く、数日ウォーキングでリラックスさせただけで、それ以降はいつもとまったく同じ調教内容をこなしてきました。日本では1頭での調教が続いていますが、特に不安や問題はありません。東京競馬場へ移ってからの調教内容ですが、23日(水)に調教師と騎手が来日するので、追い切り日等が決まるのはそれ以降ですね。日本にきてから不安定な天候が続いていますが、良馬場でも重馬場でも結果を残してきているので、何も心配していません。前走(凱旋門賞)は、あまりにアッサリ勝ててしまって信じられない思いですが、今回は斤量(53K)も有利ですし、彼女の持ち前の強心臓でジャパンカップでも同じ結果を期待したいですね。
○サラリンクス
【調教内容】
左回りでダク(速歩)800m―右回りで常歩600m―左回りでキャンター1600m(1F17~20秒程度)
【関係者のコメント】
ブラッドリー助手:食欲もあり、体調は良好です。非常におとなしい馬なので、遠征の影響も出ておらず、日本でも前走(カナディアンインターナショナル)同様、この馬の力を発揮できるのではないでしょうか。馬格はとても小さいですが、非常にタフな馬で、騎手(C.スミヨン)も最初は小ささに驚いていましたが、今では自信を持ってくれていると思いますよ。彼女のお父さん(モンジュー)のようなスーパーホースですらジャパンカップでは負けている(4着)ので、その結果を上回るのが難しいことだとは分かっていますが、自信はあります。お父さんと体の大きさは全く違いますが、強い闘争心を受け継いでいますし、精神的にも身体的にもとてもタフな馬なのでいい結果を残してくれればと思います。本番はできれば重馬場でやりたいですね。
○シャレータ
【調教内容】
左回りでダク(速歩)800m―右回りで常歩600m―左回りでキャンター1600m(1F17~20秒程度)
【関係者のコメント】
ロークス助手:体調はとても良好です。今後の調教予定はこれから調教師と相談して決めたいと思います。調教師は25日(金)に来日すると聞いています。この馬は頭が上がる癖があるので、レースではシャドーロールをつけることになると思いますが、決して気性が荒いわけではなく、むしろ乗り役のいうことをよく聞く従順な面を持っていますし、日々の調教でも最後までバテないタフさを持っているので、本番でもその良さを発揮してくれればと思います。東京競馬場の馬場はまだ見ていませんが、レース当日はできれば良馬場で走らせたいですね。前走(凱旋門賞)ではデインドリームに負けましたが、今回は、先着してくれることを期待しています。

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