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社台SSが凱旋門賞馬ワークフォースの導入決定

2011年11月20日 21時57分

昨年の凱旋門賞馬ワークフォース(牡4歳、父キングズベスト)が、来春から安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが決まった。
同馬は2009年9月にデビュー戦を快勝。3戦目となった昨年のG1英ダービーを、2着に7馬身差を付けるレースレコードで圧勝した。G1凱旋門賞ではナカヤマフェスタとの壮絶な叩き合いをクビ差制して優勝。全欧3歳牡馬チャンピオンに選出された。連覇を狙った今年の凱旋門賞を最後に現役引退。英仏通算9戦4勝の成績を残した。
凱旋門賞馬が日本で種牡馬として繋養されるのは15頭目。過去20年の勝ち馬では1994年のカーネギー、95年のラムタラ、96年のエリシオ、97年のパントレセレブル、02年のマリエンバード、04年のバゴに続く導入となる。
父キングズベストは世界的大種牡馬キングマンボの直仔。現役時代はG1英2000ギニーなどを制した。日本ではダービー馬エイシンフラッシュを輩出。昨年は日英でダービーを送り出したほか、仏チャンピオンサイアーに輝いた。
社台SSにとっては一昨年のチチカステナンゴ、昨年のハービンジャーに続く大物外国産種牡馬の導入。同SSでは「3歳で英ダービーと凱旋門賞を勝つのはなかなかできない芸当。そのダービーをレコードで勝ったスピード、凱旋門賞で見せたパワー、スタミナが魅力ですね。キングマンボ系種牡馬なのでサンデーサイレンス系牝馬との相性も良いでしょう」と話していた。日本には11月下旬に輸入され、同SSには12月中旬に入厩する。

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