11月13日にシンガポールのクランジ競馬場で行われたLG1シンガポールゴールドCにおいて、日本産馬のエルドラド(セン7歳、父ステイゴールド)が優勝。2008年、09年に続き3度目の制覇という偉業を成し遂げた。
同馬は06年のひだかトレーニングセール出身馬。公開調教でラスト1ハロンを12秒1で駆け抜け、大谷正嗣氏に525万円で購買された。同年11月にデビューし、9戦目で初勝利。昨年は脚部不安のため同レースに出走していなかった。
同レースを3度制覇するのは、54、56、57年の勝ち馬スリーリングス以来、54年ぶり史上2頭目の快挙。日本産馬がシンガポール競馬に新たな歴史を刻んだ。
父ステイゴールドにとってはオルフェーヴルの三冠達成に続く朗報。産駒の国内外の快進撃に来シーズンの種付料は、今年の300万円から600万円へ大幅アップが見込まれている。