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2011年カルティエ賞が決定、欧州年度代表馬にフランケル

2011年11月20日 21時55分

欧州の年間表彰制度であるカルティエ賞が11/15、英ロンドンのドーチェスターホテルで発表された。年度代表馬に輝いたのは今年4つのG1を含む5戦全勝、デビューからの連勝を9に伸ばした3歳牡馬フランケル。同時に最優秀3歳牡馬も受賞した。フランケルは昨年の最優秀2歳牡馬でもあり、史上初めて最優秀2歳牡馬が翌年の年度代表馬に選出された。また今年の最優秀2歳牡馬にはハットトリックの初年度産駒で、デビューから5連勝で2つのG1を制したダビルシムが選ばれた。日本産種牡馬の産駒としては2007年の最優秀2歳牝馬ナタゴラ(父ディヴァインライト)に続く快挙となった。(戦績は11/19現在のもの)。
【年度代表馬/最優秀3歳牡馬】
フランケル(牡3)
2008年生 鹿毛 英国産
2011年5戦5勝(通算9戦9勝)
2011年主な勝ち鞍:英2000ギニー(英G1)、クイーンエリザベス2世S(英G1)、サセックスS(英G1)、セントジェームズパレスS(英G1)、グリーナムS(英G3)
・オーナー/K.アブドゥラ殿下
・調教師/H.セシル(英)
・生産者/ジャドモントファームズ
・主戦騎手/T.ケアリー
135の国際レーティングを持つ世界最強のマイラー。G1英2000ギニーでは史上2番目の着差となる6馬身差をつけ、G1サセックスSではG1・5連勝中だった古馬マイル路線の大将格キャンフォードクリフスを5馬身突き放した。陣営は来年も現役続行を明言。マイルに留まらず、中距離のレースに挑戦させることも示唆しており、7月のG1英エクリプスS(サンダウン、芝10ハロン7ヤード)をその候補として挙げた。

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