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皐月賞馬キャプテントゥーレが社台SSで種牡馬入り

2011年11月01日 22時35分

2008年の皐月賞馬キャプテントゥーレ(牡6歳、父アグネスタキオン)が10月23日、種牡馬として繋養される安平町の社台スタリオンステーションに入厩した。来シーズンから新たな生活を始める。
同馬は2歳時にデビュー4戦目のG2デイリー杯2歳Sで重賞初制覇。3歳時はG1皐月賞を逃げ切ってクラシックホースとなった。その後、4・5歳時にG3朝日チャレンジCを連覇。今秋のG1戦線を前に左前繋靭帯炎を発症し、休養していたが、このほど現役引退が決まった。通算成績は20戦5勝。
20日付で競走馬登録を抹消された皐月賞馬は、休養先だった千歳市の社台ファームから同SS入り。雨が降るあいにくの天候だったが、報道陣の前で悠然とポーズを取り、芦毛の馬体を輝かせた。
到着時の馬体重は476キロ。ひと足先にスタリオン入りしたドリームジャーニー、ダノンシャンティ、カジノドライヴらと同じ厩舎に馬房が用意された。
母はエアトゥーレ(G2阪神牝馬S)、半姉にアルティマトゥーレ(G2セントウルS)、祖母はスキーパラダイス(G1ムーランドロンシャン賞)、曽祖母はスキーゴーグル(G1エイコーンS)と母系も優秀。同SSでは「母系のスピードを受け継いだような馬体をしていますね。私たちにとっては初のアグネスタキオンの後継となります。種牡馬として成功できるよう一丸となって取り組んでいきます」と期待している。

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