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巻き返し図るサラフィナがリード

2011年10月30日 21時56分

【BCターフ】
過去10年で欧州調教馬が8勝を挙げるG1BCターフ(3歳以上、芝12ハロン)。今年も芝のレースにおける“欧高米低”傾向は顕著で、愛国のケープブランコが芝G1を3連勝するなど、米国馬は欧州勢に押されっぱなし。ここも地元馬たちの苦戦は免れそうもない。
中心はフランスの4歳牝馬サラフィナ。前走のG1凱旋門賞では1番人気を裏切る7着に終わったが、仏G1サンクルー大賞や仏G2フォワ賞で見せた末脚は欧州トップクラスのもの。国外でのレースは初めてだが、相手関係からも負けられない一戦となる。
一昨年のG1BCフィリー&メアターフ勝ち馬で、英国の5歳牝馬ミッドデイも有力。今年は7月のG1英ナッソーSで6つ目のG1タイトルを獲得し、牡馬相手の英G1コロネーションCとG1英インターナショナルSでも2着に善戦した。米国の小回りコースをこなす器用さは証明済み。
他では愛A.オブライエン厩舎のアウェイトザドーン(今年重賞2勝)とセイントニコラスアベイ(G1コロネーションC勝ち馬)、このレース最多の4勝を挙げる英M.スタウト厩舎が送る3歳馬シームーン(英G2グレートヴォルティジュールSを8馬身差で大勝)が上位候補。
迎え撃つ米国勢の一番手はディーンズキトゥン。重賞1勝馬だが、前走のG1J.ハーシュターフクラシック招待Sではケープブランコにハナ差まで迫る2着に善戦している。

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