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門別競馬場で屋内坂路工事の安全祈願祭

2011年10月26日 10時15分

ホッカイドウ競馬の聖地である日高町の門別競馬場で10月17日、門別競馬場屋内調教用坂路施設造成工事の安全祈願祭が行われた。
安全祈願祭にはHRA北海道軽種馬振興公社の三輪茂理事長、井村勝昭専務理事のほか、北海道調騎会の若松平会長ら厩舎関係者、工事関係者が出席。富川神社の高橋秀徳宮司の神事のもと、工事の安全と関係者の無事を祈願した。
屋内坂路コースは同競馬場の敷地に加え、日高町が買収し、無償貸与する土地に造成。来年3月の完成を目指す。総工費は約6億円。4億円は馬産地再活性化緊急対策事業を利用し、残りは北海道が負担する。
坂路コースの長さは800m。幅員は10mで、緊急用通路を除く7m部分にウッドチップを敷き詰め、脚元の負担を軽くする。傾斜角度は0.5%~5.5%。浦河町のBTC軽種馬育成調教センターの坂路を参考にした。
屋内坂路コースが完成すれば、厳冬期の凍結による馬場閉鎖の悩みも解消。在厩馬の増加、レベルアップも見込めることから、「ホッカイドウ競馬の安定的運営が図れる」と関係者は期待している。

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