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怪物フランケルが圧勝、中距離路線も視野に来季も現役

2011年10月26日 10時15分

クイーンエリザベス2世S(英G1)
10/15 アスコット 3歳以上
芝8ハロン(直線)good(稍良)8頭1:39.45
2歳時 4戦4勝、3歳時 5戦5勝
通算成績9戦9勝(主な勝ち鞍)英2000ギニー(英G1)、クイーンエリザベス2世S(英G1)、サセックスS(英G1)、セントジェームズパレスS(英G1)、デューハーストS(英G1)、ロイヤルロッジS(英G2)、グリーナムS(英G3)
・オーナー/K.アブドゥラ殿下
・調教師/H.セシル
・生産者/ジャドモントファームズ
・騎手/T.ケアリー
単勝1.36倍の圧倒的1番人気に推されたフランケルが4馬身差の完勝を収めた。フランケルは序盤、ペースメーカー役を務めた半兄ブリットトレインから離れた馬群の中団を追走。残り300mを過ぎて先頭に躍り出ると後続との差を広げた。仏G1ムーランドロンシャン賞を勝って臨んだエクセレブレーションが2着。仏G1ジャックルマロワ賞の勝ち馬イモータルヴァースが3着に入った。勝ったフランケルは昨年8月のデビューから9連勝。G1英2000ギニー、G1セントジェームズパレスS、G1サセックスS、そして今回のG1クイーンエリザベス2世SとG1は4連勝で5勝目となった。陣営は中距離のレースも視野に入れての現役続行を明らかにしている。なお、英国のタイムフォーム誌はフランケルに暫定ながら143のレーティングを与えており、これは近年の名馬シーザスターズやハービンジャーGB(140)を凌ぐ、史上4番目の高評価。10/20発表のワールドサラブレッドランキングでは前回と同様に135のレーティングを得て首位に立っている。

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