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中央 アラカルト

菊花賞アラカルト

2011年10月23日 18時58分

1着オルフェーヴル 池添騎手
2着ウインバリアシオン 安藤勝騎手
3着トーセンラー 蛯名騎手
①オルフェーヴル
単勝1番人気の2冠馬オルフェーヴルが、スプリングSから5連勝で中央競馬史上7頭目の三冠馬の称号を手に入れた。通算成績10戦6勝。重賞レース勝利は、本年のスプリングS、皐月賞、日本ダービー、神戸新聞杯に続き5勝目。馬名の意味は「金細工師(フランス語)」。
【新潟デビューの三冠馬】
新潟競馬場デビュー馬の三冠馬は84年のシンボリルドルフ以来2頭目。新潟デビュー馬の菊花賞勝利は92年のライスシャワー以来19年ぶり4頭目。
【重賞レース5連勝で菊花賞制覇】
重賞レース5連勝で菊花賞を制したオルフェーヴルだが、グレード制を導入した84年以降、重賞レース5連勝での菊花賞制覇は最多重賞レース連勝タイ。84年のシンボリルドルフと05年のディープインパクトに続く3頭目の記録となった。
【神戸新聞杯勝利馬の菊花賞制覇】
神戸新聞杯勝利馬による菊花賞制覇は05年のディープインパクト以来6年ぶり9頭目。
②池添謙一騎手
菊花賞初勝利。今回の勝利で皐月賞・日本ダービー・菊花賞・桜花賞・オークスの5大クラシックを完全制覇。この記録は河内洋騎手が01年の皐月賞(アグネスタキオン)で達成して以来10年ぶり史上6人目。32歳3カ月1日での達成は武豊騎手の29歳2カ月24日に次ぐ最年少記録。
同騎手のJRA・G1レース勝利は、本年のスプリンターズSをカレンチャンで勝利したのに続く本年4勝目で通算15勝目。京都競馬場のG1レースは05年のエリザベス女王杯をスイープトウショウで勝利して以来6年ぶり5勝目。JRA重賞レース勝利は、本年のスプリンターズSをカレンチャンで勝利したのに続く本年12勝目で通算51勝目。本年重賞レース12勝は最多勝で、同騎手の年間キャリア最多勝を更新中。2位は福永祐一騎手の9勝。
③池江泰寿師
04年3月開業の池江泰寿師。05年に父の池江泰郎師が管理したディープインパクト以来6年ぶり史上7頭目の三冠馬にオルフェーヴルを導いた。親子で三冠馬のトレーナーとなったのは中央競馬史上初。また、開業8年目で三冠馬を誕生させたのは、ミスターシービーの松山康久師と並ぶ記録。なお、父の池江泰郎師は開業27年目にディープインパクトで三冠を達成している。
三冠トレーナーは中央競馬史上12人目で、現役では4人目。
なお、調教師の菊花賞親子制覇は、父:伊藤勝吉・子:伊藤修司師、父:大久保正陽・子:大久保龍志師親子に次ぐ3組目。
同師のJRA・G1レース勝利は、本年の日本ダービーをオルフェーヴルで勝利したのに続く本年3勝目で、通算6勝目。
同師のJRA重賞レース勝利は、本年の神戸新聞杯をオルフェーヴルで勝利したのに続く本年8勝目で、通算20勝目。本年重賞レース8勝は、安田隆行師の9勝に続く勝利数。
④ステイゴールド産駒
菊花賞初勝利。JRA・G1レースは、本年の日本ダービーをオルフェーヴルで勝利したのに続く本年3勝目で、通算8勝目。重賞レースは、本年の神戸新聞杯をオルフェーヴルが勝利したのに続く本年10勝目で通算31勝目。本年重賞レース10勝はキングカメハメハ産駒に次ぐ勝利数。
父内国産馬が三冠馬となるのは83年のミスターシービー(父・トウショウボーイ)以来28年ぶり2頭目。なお、両馬ともに母も中央競馬登録馬。両親ともに中央競馬で走った馬からの三冠馬誕生となった。

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