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三冠馬シンボリルドルフが死亡

2011年10月05日 05時02分

JRA史上初めて無敗で皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシック三冠馬に輝くなどG1レースを7勝し、現役引退後は北海道門別町のシンボリ牧場にて種牡馬として供用され、種牡馬引退後は、千葉県成田市のシンボリ牧場で繋養されていたシンボリルドルフ(牡30歳)が、10月4日(火)、同牧場にて死亡した。
シンボリ牧場・和田孝弘代表のコメント:この2、3日やや体調を崩しており、昨夜(10月3日(月))午後8時頃、体に震えが走るような状態になったので、獣医師が栄養剤を投与するなどして様子を見守りましたが、残念ながら本日(10月4日(火))午前3時、眠るようにしてこの世を去りました。
最期は大往生だったかと思います。強かったルドルフの姿は、私だけではなく、競馬ファンの皆様の心の中にこれからも生き続けてくれると思います。とにかく今は、心から「ありがとう」という気持ちで一杯です。
主戦騎手・岡部幸雄氏のコメント:元気だと聞いていただけに、今朝報せを聞いてとても残念に思いました。思い出はたくさんあり過ぎて一言で表すのは難しいですが、「自分の人生の一部」とも言える馬でした。お疲れ様でしたという気持ちとともに、ゆっくり休んでくださいと言いたいです。
日本中央競馬会・土川健之理事長のコメント:多くの競馬ファンに強烈な印象を与え、競馬の一時代を築いた同馬の突然の訃報に接し、悲しい気持ちで一杯です。昨年、東京競馬場では、現役時代と何ら変わらぬ、まさに「皇帝」と呼ぶに相応しい雄姿を見せてくれただけに、残念でなりません。あらためて、これまで同馬が遺してくれた偉大な功績に感謝するとともに、心からご冥福をお祈りいたします。

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