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ストーミングホーム産駒が豪GⅠ制覇

2011年10月02日 21時48分

日高町のダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスで種牡馬生活を送るストーミングホーム(牡13歳、父マキアヴェリアン)に海外から朗報が届いた。南半球に残してきた産駒が豪G1を制覇。父の名声を世界に轟かせた。
殊勲の産駒はNZ産のライオンテイマー(牡4歳)。9月17日に豪・コーフィールド競馬場で行われたG1MRCアンダーウッドSに優勝。VRCヴィクトリアダービーに続く自身2度目のG1制覇を果たすとともに、南半球最高峰のレース、G1VRCメルボルンCに向け視界が大きく開いた。
ストーミングホームは1998年生まれの英国産馬。現役時代はG1英チャンピオンS、G1チャールズウィッティンガム記念H、G1クレメントL.ハーシュ記念ターフチャンピオンシップなど、英仏日米24戦8勝の成績を収めた。
現役引退後の2004年に英国で種牡馬入りし、日本では08年から供用開始。06年にはニュージーランドへシャトル経験がある。海外では数少ない産駒の中からライオンテイマーのほか、ジャッカルベリー(G1ミラノ大賞典)、フライングクラウド(G2リブルスデイルS)といった重賞勝ち馬を輩出。勝ち上がり率の高い種牡馬として注目されている。
本邦初年度産駒はすでに今夏デビュー。血統登録頭数は22頭だが、すでにサドンストームがJRA2勝(9月25日現在)を挙げる活躍を見せている。名種牡馬マキアヴェリアンの貴重な後継として人気は高く、今シーズンは73頭の種付頭数を記録。国内外での産駒の快走にスタリオン関係者は「種牡馬としてのポテンシャルの高さを示してくれて嬉しく思います。皆様のサポートに感謝します」と声を弾ませていた。

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