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「HBAオータムセール」上場馬決定

2011年10月02日 21時48分

HBA日高軽種馬農協はこのほど、10月24日から27日までの4日間に渡り、新ひだか町の北海道市場で開催する「オータムセール/サラブレッド1歳」の上場馬を決定した。
同セールは今シーズン最後の北海道市場。昨年から当歳セリを休止し、1歳セリのみを行っている。セールは24、25日の前半と、26、27日の後半の2部構成。前半2日間は新規申込馬とセレクションセールからの再申込馬、後半2日間はサマーセールからの再申込馬となっている。
上場頭数は前半が440頭、後半が430頭の計870頭を予定。昨年より59頭減となった。種牡馬別ではマイネルラヴが35頭で最多。以下、ルールオブローが26頭、サウスヴィグラスが24頭、スウェプトオーヴァーボードが23頭、メイショウボーラーが21頭、アドマイヤジャパン、キングヘイロー、タイキシャトル、タイムパラドックスが18頭と続く。トータルでは149頭の種牡馬の産駒がエントリーし、今年産駒が好調のステイゴールド(3頭)や、2歳初年度産駒が活躍しているダイワメジャー(2頭)、アドマイヤムーン(9頭)などの産駒も含まれている。
セールは4日間とも展示が午前8時30分、セリが正午12時に開始。千歳市からの送迎バスも開催中は毎日運行される。セリ名簿は9月下旬に前半分、10月上旬に後半分と2回に分けて購買関係者へ送付予定。上場馬情報はHBA公式ウェブサイト(http://www.hba.or.jp/)で確認できる。
同セール取引馬には市場取引賞が適用。現2歳の北海道市場取引馬はG3新潟2歳Sを制したモンストールを筆頭に、9月20日までに56頭が対象となっている。
今年のHBA主催の北海道市場の成績は「トレーニングセール」「セレクションセール」「サマーセール」の3市場で合わせて45億3300万円余りを売上げ。昨年の同時期と比べ2億1000万円ほど上回っている。しかし、平均価格は約50万円下落しているように厳しい状況が続いているが、HBAでは「今年の北海道市場の目標である総売上54億円はクリアしたいです」と意気込んでいる。

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