18日の阪神では、秋華賞トライアルのローズS(G2)が行われる。ローズSは、本番を占うもっとも重要なレースのひとつで、過去10年間の秋華賞連対馬の前走を見ると、20頭中16頭がローズSをステップにしている。なお、1~3着馬に秋華賞の優先出走権が与えられる。
また、ローズSでは“春の実績馬”と“クラシック未出走馬”の対戦も、見どころのひとつ。近年、好成績を残している“オークスからの直行組”は、今年もオークス馬エリンコートを筆頭に、3着ホエールキャプチャ、4着マルセリーナ、6着マイネイサベルの計4頭が登録。対する“クラシック未出走馬”は、連勝中のキョウワジャンヌ、リヴァーレ、フィリーズレビュー(G2)1番人気(4着)のドナウブルーなど11頭が登録。ちなみに、現在、ローズSでは、09年ブロードストリート、10年アニメイトバイオと、オークス4着馬が連勝中。