今年のJRA重賞勝利数を東西別に見てみると、関西勢(63勝)が関東勢(20勝)を大きくリード。特に北海道(函館・札幌)で行われた重賞は、すべて関西馬が優勝しており、1回札幌のメインレースも、すべて関西馬が1着となっている。今週(28日)のキーンランドC(G3)には、ジョーカプチーノ(牡5歳、栗東・中竹厩舎)やカレンチャン(牝4歳、栗東・安田隆厩舎)など13頭の関西馬が登録しているが、北海道重賞完全制覇へ向け、勝ち星を挙げることができるかどうか。
また、巻き返しを狙う関東勢は、重賞勝ち馬のガルボ(牡4歳、美浦・清水英厩舎)や函館スプリントS(G3)3着馬アンシェルブルー(牝4歳、美浦・田中清厩舎)など10頭が登録。Vなら、関東馬の勝利は、07年クーヴェルチュール(国枝厩舎)以来4年ぶり。