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「HBAサマーセール」上場馬決定、1323頭がエントリー

2011年08月21日 21時04分

HBA日高軽種馬農協はこのほど、9月5日から9日までの5日間に渡り、新ひだか町の北海道市場で開催する「サマーセール/サラブレッド1歳」の上場馬を発表した。
同セールは1000頭以上の上場馬が一堂に会する国内最大の1歳市場。これまでは8月に開催していたが、今年はJRA札幌競馬場で9月3、4日に行われるアジアウィークに合わせ、例年とは時期をずらして開催することになった。主催者であるHBAは海外バイヤーのセリ参加を積極的に働きかけ、活発なセリになることを期待している。
上場頭数は5日間で1323頭を予定。今年からセレクションセールの上場馬だけでなく、JRAセレクトセールの上場馬もエントリー可能になったこともあり、昨年(1301頭)より22頭増となった。
種牡馬別では、マイネルラヴが51頭で最多。以下、グラスワンダーが36頭、スウェプトオーヴァーボードが33頭、プリサイスエンド、リンカーンが30頭、ブラックタイドが28頭、ファンタスティックライトが26頭、ルールオブローが25頭、クロフネ、サウスヴィグラス、タイキシャトル、ネオユニヴァース、フォーティナイナーズサンが24頭と続く。トータルでは148頭の種牡馬産駒が上場。1歳がラストクロップとなるアグネスタキオン(1頭)、本邦2歳初年度産駒が好調のアドマイヤムーン(15頭)、ダイワメジャー(11頭)、ファスリエフ(13頭)、ケイムホーム(22頭)なども含まれている。
同セールには市場取引賞が適用。購買馬が来年のNAR2歳戦で1着となった場合(1回に限り)と、JRA&NAR2歳重賞競走の1着から3着の入着馬に対し、最大1000万円の市場取引賞が馬主に交付される。昨年の同セールを含めた北海道市場取引馬(2歳馬)は、JRA2歳戦ですでに26頭が勝ち上がり、28勝をマーク。NARでも37頭が勝利を挙げている。(8月16日現在)
上場馬名簿はすでに完成し、購買関係者へ配布中。セールは全日、展示開始が午前8時30分、セリ開始が午後1時を予定している。セール期間中は千歳~北海道市場間の送迎バスを運行。多くの利用を呼び掛けている。セールに関する情報は、HBAウェブサイト(http://www.hba.or.jp)、またはHBA北海道市場事業部(℡.0146-45-2133)まで。

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