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「うらかわ馬フェスタ」開催、馬上結婚式や草競馬を楽しむ

2011年08月07日 22時25分

馬産地・浦河の夏のイベント「うらかわ馬フェスタ2011」が7月30、31日の両日、浦河町のJRA日高育成牧場特設会場で開催され、多くの家族連れや競馬ファンが馬とのふれあいを楽しんだ。
この催しは第26回シンザンフェスティバルと第45回浦河競馬祭を統一したもの。昨年は口蹄疫流入防止のため中止となったが、今年はシンザン生誕50周年を迎えることから2年ぶりの開催となった。
30日のシンザンフェスティバルでは第25代ミスシンザンの2人の紹介や、G1優勝馬生産牧場の表彰を実施。メインイベントの馬上結婚式では、全国の応募者から選ばれた2組のカップルが馬車に揺られて入場し、1000人を超える来場者から熱い祝福を受けた。
カップルの一組、吾田一也さん・祐子さん夫妻は東日本大震災翌日の3月12日に式を予定していた被災者。新郎が新冠町出身で、被災地のカップルを募集していることを知り、今回応募したという。
翌31日の浦河競馬祭ではトロッターや人力繋駕、ポニーなどの草競馬12レースを開催。11月6日に東京競馬場で行われる全国ポニー競馬選手権「第3回ジョッキーベイビーズ」の北海道地区予選も実施された。
2レースの合計ポイントで争われた結果、中学1年の大池悠梨香ジョッキーと小学6年の木村和士ジョッキーが全国大会の切符を獲得。大池ジョッキーは「先輩のアドバイスを聞いて北海道代表として頑張りたい」、木村ジョッキーは「練習して1位のタイトルを北海道に持って帰りたい」と笑顔を見せていた。

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