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JRA東京競馬場で「牧場就職フェア」開催

2011年08月07日 22時24分

JBBA日本軽種馬協会、BTC軽種馬育成調教センターなど5団体で構成する牧場就業促進事務局は、競走馬の生産・育成を行う牧場への就業を紹介する就職フェア「牧場で働こうフェアin東京競馬場2011」を7月27日、JRA東京競馬場で開催した。
フェアは業界の慢性的な人手不足を解消しようと昨年初めて開催。2回目となる今年は約450名の若者が来場し、軽種馬産業の仕事について理解を深めた。
フェアでは社台ファームの吉田照哉代表がビデオレターで、ヴィクトワールピサを管理する角居勝彦調教師、馬術競技で2度五輪出場を果たした白井牧場の白井岳代表らが講演。それぞれの立場から馬づくりの楽しさや魅力を伝えた。
また、会場には社台グループ4牧場やビッグレッドファームなど全17の牧場のほか、研修制度のあるBTC、JBBAらがブースを出展。牧場の概要や業務案内、採用条件、研修内容などを親身になって来場者に説明した。出展牧場の中には内定通知を出した牧場もあったという。
今年は高校の進路指導担当者にも開催案内を送付したこともあり、高校生の参加者が増加。同事務局関係者は「昨年より若い世代を呼ぶことができてよかった。冷やかしではなく熱心な方が多く、出展牧場の方からも好評でした。さらに改善してより良いフェアを目指していきたいです」と来年以降の開催に向け、決意を新たにしていた。

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