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トウカイテイオーが函館競馬場でお披露目

2011年07月31日 21時54分

1991年のG1ダービー、G1皐月賞を制した2冠馬トウカイテイオー(牡23歳、父シンボリルドルフ)が7月24日、JRA函館競馬場のパドックでお披露目され、ファンに元気な姿を見せた。
2009年11月にJRA東京競馬場で展示されて以来の競馬場となった2冠馬は、馬運車から直接パドックに登場。久しぶりの競馬場に興奮したのか、馬っ気を出したり立ち上がったりと、23歳とは思えない若々しさを見せ、パドックを取り囲んだファンを喜ばせた。
お披露目にはジャパンCなどでコンビを組んだ元騎手の岡部幸雄氏もゲストとして来場。「久しぶりに見ましたが元気そうで嬉しいです」と感心しきり。「この一族は顔がハンサム。初めて跨ったときは父ルドルフ同様、凄く柔らかくて乗り味が良かったですね」と現役時のエピソードを語った。
福島県から訪れた男性ファンは「現役時代から大好きでした。貫禄もあって23歳とは思えませんね。これからも長生きしてほしい」と感激。カメラに雄姿を収めようと盛んにシャッターを切っていた。
同馬は2冠を制したほか、92年のG1ジャパンC、1年ぶりの出走となった93年のG1有馬記念で奇跡の復活を果たすなど、通算12戦9勝の成績を残した。現役引退後の95年から安平町(当時・早来町)の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。23歳となった今シーズンも現役種牡馬として供用されて、5頭に種付けしたという。

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