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イーグルカフェ、マイネルセレクトの韓国輸出が決まる

2011年07月31日 21時54分

新冠町のビッグレッドファームに繋養されているイーグルカフェ(牡14歳、父ガルチ)とマイネルセレクト(牡12歳、父フォーティナイナー)が、韓国へ輸出されることが決まった。今後は韓国で種牡馬生活を続ける。
イーグルカフェは現役時、2000年のNHKマイルC、02年のジャパンCダートと史上初めてJRAの芝・ダート両G1を制したオールラウンドプレイヤー。ほかG3七夕賞、G3共同通信杯4歳Sを含め46戦5勝(うち海外2戦、NAR1戦)の成績を収めた。
現役引退後の05年から供用開始。08年にはNAR2歳新種牡馬リーディング2位になるなど、産駒は主にダートで活躍している。今シーズンは14頭に種付けしていた。
一方、祖母ハギノトップレディ、曽祖母イットーという“華麗なる一族”をファミリーに持つマイネルセレクトは、04年のG1JBCスプリント優勝馬。国内ダートでは圧倒的な強さを見せ、1200m以下では10戦8勝2着2回と連対率100%の成績を残した。
06年に同ファームで種牡馬入り。代表産駒にはG2兵庫ジュニアグランプリ3着のエルウェーオージャがいる。今シーズンの種付頭数は29頭。世界的大種牡馬フォーティナイナーの後継として活躍していた。
韓国では日本から輸出されたビワシンセイキ(牡13歳、父フォーティナイナー)が重賞勝ち馬を出すなど活躍。また、パワータイプの種牡馬が好成績を挙げていることから、ビワシンセイキと同じ父を持つマイネルセレクトと、ダート実績のあるイーグルカフェに白羽の矢が立ったという。
韓国での繋養先は済州島の緑原牧場。同牧場には日本産馬のアドマイヤドンやニホンピロニールも種牡馬生活を送っている。
2頭は9月に日本を離れる予定。両馬の関係者はこれまでの貢献を感謝するとともに、新天地での活躍を祈っている。

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