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米G2勝ち馬カジノドライヴが社台SSで種牡馬入り

2011年07月24日 22時32分

2008年の米G2ピーターパンSなどを制したカジノドライヴ(牡6歳、父マインシャフト)が7月10日、安平町の社台スタリオンステーションに入厩した。来シーズンから種牡馬として第2の生活をスタートさせる。
同馬は05年生まれの米国産馬。06年のキーンランドセプテンバーセールにおいて95万ドルで取引された。競走成績は11戦4勝(うち海外4戦2勝)。08年2月にデビュー勝ちを収めると、米国へ遠征。G2ピーターパンSを快勝し、日本調教馬として史上初めて米ダート重賞優勝馬となった。半兄ジャジル、半姉ラグズトゥリッチズに続くベルモントS制覇を目指しエントリーしたものの、レース前に左後脚挫石のため出走取消。日本では09年のフェブラリーS2着があるが、GⅠタイトルには手が届かなかった。
7月7日付で競走馬登録を抹消された同馬は10日朝、休養先から同SSに移動。20日に報道陣の前に初めてお披露目されると、500キロを超える雄大な馬体で厩舎前を闊歩した。
すでに社台グループ、山本英俊オーナーを中心に総額1億9200万円(1株320万円×60口)のシンジケートを結成。関係者は「本馬は米人気種牡馬マインシャフトの日本初後継となります。きょうだいは2頭のベルモントS勝ち馬ジャジル、ラグズトゥリッチズと母系も素晴らしい。無限の可能性を感じますね。種牡馬としても頑張ってほしい」と大きな期待を懸けている。

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