この春“2冠”を制したオルフェーヴル(牡3歳、栗東・池江寿厩舎)は、昨年8月14日の新潟5Rでデビューしており、皐月賞とダービーでは、新潟デビュー馬としては、シンボリルドルフ(84年)以来27年ぶりの勝利を飾った。今年、オルフェーヴルがデビューした新馬戦は、8月13日(4回1日目)の5R(芝1600m)に予定されているが、一体、どんな若駒がデビューするのか。なお、池江寿調教師は、“夏の新潟”の新馬戦で10戦4勝、2着5回の成績を挙げており、連対率は.900。
また、近年は、“夏の新潟”で経験を積んだ馬が、秋にG1初制覇を遂げるケースも見られており、オウケンブルースリ(08年)やスリーロールス(09年)は、菊花賞でクラシック制覇を遂げている。