ニュース

中央 その他

ダービー馬アグネスフライトが種牡馬引退

2011年07月10日 23時38分

2000年のダービー馬で、浦河町の日高スタリオンステーションに繋養されていたアグネスフライト(牡14歳、父サンデーサイレンス)が、今シーズンをもって種牡馬を引退することが決まった。今後は生まれ故郷である千歳市の社台ファームで功労馬として余生を送る。
同馬の競走成績は14戦4勝。00年2月の新馬戦でデビュー勝ちを飾ると、4戦目のG3京都新聞杯で重賞初制覇を果たした。続くG1ダービーでは皐月賞馬エアシャカールをハナ差斥け優勝。サンデーサイレンス産駒として4頭目のダービー馬となった。
04年に同SSで種牡馬入りしたが、供用初年度から2年続けて種付けを休止するアクシデントに直面。全弟アグネスタキオンが種牡馬として活躍したことで一時は人気を集めたが、産駒成績が振るわなかったため、ここ数年の種付頭数はひと桁まで落ち込んでいた。
同馬は6月24日に8シーズン過ごした同SSを退厩し、社台ファームへ移動。同ファームでは「ダービー制覇をもたらしてくれた偉大な功労馬です。ゆっくりと余生を送ってほしいですね」と愛馬を労っていた。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ