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菊花賞馬アサクサキングスがブリーダーズSSで種牡馬入り

2011年07月10日 23時38分

2007年の菊花賞馬アサクサキングス(牡7歳、父ホワイトマズル)が7月2日午後、来シーズンから種牡馬として供用される日高町のブリーダーズスタリオンステーションに到着した。
同馬は04年のJRHAセレクトセール出身馬。千歳市の社台ファームから上場され、7455万円で取り引きされた。
2歳10月のデビュー戦と続く特別戦を連勝すると、4戦目のG3きさらぎ賞で重賞初制覇。G1ダービーではウオッカの2着と健闘し、三冠最後の菊花賞でG1初制覇を果たした。5歳時にはG2京都記念、G2阪神大賞典を連勝。通算23戦6勝、総収得賞金5億1255万5000円の成績を収めた。
7月1日付で競走馬登録を抹消された同馬は、第2の生活を送る新天地へ直行。同SS関係者、報道陣が出迎える中、元気にスタッド入りした。
すでに総株数30口のシンジケートを結成。名種牡馬ホワイトマズルが送る本邦初後継として期待は大きい。ニューフェイスを迎え入れた同SSの坂本教文主任は「現役時から注目していましたので、携われることになり嬉しく思います。おじにジェニュインがいるように血統も優秀。ホワイトマズルも高齢なので良い跡取りになってほしいですね」と笑顔を見せていた。

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