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「JBC協会総会」開催、地方競馬、ホッカイドウ競馬の支援などを承認

2011年07月03日 23時07分

苫小牧市のノーザンホースパークで6月24日、JBCジャパンブリーダーズカップ協会の「平成23年度通常総会」が開催され、地方競馬、ホッカイドウ競馬の支援などの事業計画が承認された。
JBC協会は1989年に種牡馬所有者が設立。米国のブリーダーズCに倣ったJBC競走や、ホッカイドウ競馬のブリーダーズゴールドCの実施に尽力し、地方競馬や生産地振興に貢献している。
総会にはJBC協会会員のほか、川上修北海道農政部競馬事業室長、井村勝昭HRA北海道軽種馬振興公社専務理事といった来賓など約50名が出席。開会前には2010年度の各部門のリーディングサイアーを表彰する、種牡馬表彰(JBC賞)の授与式が行われ、吉田勝己JBC会長から総合1位のキングカメハメハ、2歳総合と2歳新種牡馬部門の1位に輝いたディープインパクトの関係者にトロフィーが贈られた。
総会で吉田会長は「これからも地方競馬、ホッカイドウ競馬、生産地発展のため、支援体制の充実を図りたい」と挨拶。川上室長は今年度のホッカイドウ競馬について「濃霧中止が無ければ計画をクリアする数字で推移しています。計画達成に向け、一丸となって取り組んでいきます」と報告した。
新年度の事業計画としては、11月3日に大井競馬場で行われるJBC競走に参画し、賞金、生産者賞、広告費の資金として合計1億460万円を提供。ホッカイドウ競馬にはスタリオンシリーズ、種牡馬プレミアムレースの実施、2歳未勝利戦の賞金提供といった支援を行う。また、地方競馬ではほかにもダービーウイーク、グランダムジャパンへの協賛やHITスタリオンシリーズの提供、岩手競馬への資金援助を決定した。なお、来年のJBC競走は06年以来6年ぶりに川崎競馬場で開催(11月5日)される。

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