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2歳新種牡馬のJRA初勝利はダイワメジャー

2011年06月26日 22時14分

6月19日の阪神5R2歳新馬戦「メイクデビュー阪神」において、ダイワメジャー産駒のダローネガ(牡2歳、栗東・佐々木晶三厩舎)が勝ち、ダイワメジャー(牡10歳、父サンデーサイレンス)は今年初年度産駒がデビューする2歳新種牡馬のJRA勝利第1号となった。2着も同じダイワメジャー産駒のエピセアロームが入り、ワンツーフィニッシュで幸先の良いスタートを切った。
ダイワメジャーはキングカメハメハ、ハーツクライ、コスモバルクらと同期。現役時代は喘鳴症(俗称:ノド鳴り)を患いながらも見事克服し、G1天皇賞・秋、G1皐月賞、G1安田記念、G1マイルチャンピオンシップ2回など、28戦9勝(うち海外1戦)の成績を収めた。
現役引退後の2008年に安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度は223頭に種付けを行い、159頭が血統登録されている。牝系はダイワスカーレット、ヴァーミリアンなどがいる“華麗なるスカーレット一族”。生産地では“サンデーサイレンス×ノーザンテースト”が送り出した最高傑作として人気が高い。
同SS事務局の徳武英介氏は「並んでから突き放すレースぶりは父譲りでしたね。ワンツーを決めるあたりは流石。最高の船出となりました」と笑顔。産駒の快走に気を良くしていた。

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