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「BOKUJOB生産地研修会」開催される

2011年06月19日 23時31分

JRA日本中央競馬会、JBBA日本軽種馬協会、JRHA日本競走馬協会、TTDA競走馬育成協会、BTC軽種馬育成調教センターで構成する牧場就業促進事務局は6月8日、新ひだか町のJBBA静内種馬場において、「BOKUJOB生産地研修会」を開催した。
研修会には牧場の経営者、人事担当者をはじめとした軽種馬関係者約50名が出席。牧場の新規就業者獲得に向けての取り組みや、軽種馬産業における労働法についての説明があった。
同事務局では今年4月、高校生を対象とした就業体験ツアーを関東・関西で初めて実施。東西合わせて60名の参加があり、アンケートを集計した結果、参加者の感想は「満足した」という回答が大半を占めた。
また、今月末からは「BOKUJOB」ウェブサイト(http://bokujob.com/)で夏季限定人材(アルバイト、就業体験)募集ページを開設。夏休み期間の若い世代をターゲットに、牧場でのアルバイトや就業体験を「気軽に味わえる機会を提供したい」とした。さらに8月には夏季牧場就業体験イベント(BOKUJOB夏休み牧場で働こう体験会)を企画。全国の中高・大学生に北海道の生産・育成牧場で就業体験・乗馬訓練・馬に関する講座を実施し、牧場への就業促進を図ることにした。
また、昨年好評だった就職フェア「牧場で働こうフェアin東京競馬場」は7月27日に開催。今年は新たに高校進路指導担当者、高校生への説明・相談専用スペースを設けるほか、小規模牧場などの参加については、青年部、振興会単位での参加を検討しているとした。
労働法については、OFFICE ARK代表で社会保険労務士の若山純氏が講演。労働基準法の基本的なルールや適用外となる職種、労務管理の留意事項などを説明し、業種を問わず企業側は労働側の変化に「早く気づき、早く対応することが大事」と訴えた。

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