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シャトル種牡馬コマンズが豪州へ出国

2011年06月12日 20時18分

日高町のダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスに繋養されていたシャトル種牡馬コマンズ(牡15歳、父デインヒル)が5月26日、日本での供用を終え豪州へ出国した。
同馬は豪州で6頭のG1ホースを送り出している豪州人気種牡馬。成長力に富んだ産駒が多く、2009/10年シーズンは豪州リーディングサイアーランキングのステークス勝ち馬頭数部門で第1位となり、世界的大種牡馬デインヒルの後継として確固たる地位を築いている。
日本には昨年からシャトル種牡馬として来日。抜群の産駒成績から評価は高く、同SC繋養種牡馬では最も高額となる500万円の種付料が設定されていた。
今年は実働3カ月で53頭に種付け。うち46頭がダーレー所有の繁殖で、7頭が外部からの繁殖だったという。外部の中にはオークス馬カワカミプリンセスも含まれ、無事受胎が確認されている。
シャトル供用を終えた同馬は、新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場での検疫を終え出国。愛馬を見送ったダーレー・ジャパン(株)のスタリオンオペレーションディレクターであるシェーン・ホーラン氏は「今年、ダーレーで生まれたコマンズの当歳たちの出来が非常に良いことから、2年後、レースでの走りを見るのを今からとても楽しみにしています」と期待を膨らませていた。

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