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NHKマイルC優勝馬ダノンシャンティが社台SSで種牡馬入り

2011年05月29日 21時11分

昨年のG1NHKマイルCをレコードで制したダノンシャンティ(牡4歳、父フジキセキ)が5月21日、種牡馬として繋養される安平町の社台スタリオンステーションに到着した。
同馬は2008年のJRHAセレクトセール出身馬。日高町のダーレー・ジャパン・ファーム(有)から1歳市場に上場され、2887万5000円で売却された。
09年11月の新馬戦でデビュー勝ち。4戦目のG3毎日杯で重賞初制覇を飾った。続くG1NHKマイルCでは1分31秒4のレコードタイムでG1初制覇を達成。今年4月のG2大阪杯4着後に右前浅屈腱炎を発症したため現役引退が決まった。通算成績は8戦3勝、総収得賞金は1億8573万4000円。
18日に現役引退が発表された3歳マイル王は、21日午前11時過ぎに同SSに到着。雨の中ゆっくりと馬運車を降り、用意された馬房へ入った。
種牡馬としての供用は来シーズンからの予定。同SSでは「フジキセキの後継として産駒にスピードを伝えてほしいですね」と期待している。

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