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日本ダービーアラカルト

2011年05月29日 18時21分

1着オルフェーヴル 池添騎手
2着ウインバリアシオン 安藤勝騎手
3着ベルシャザール 後藤浩騎手
①オルフェーヴル
72年以来、39年ぶりに雨の中で行われた日本ダービーは、牡馬クラシック第1弾皐月賞の勝ち馬オルフェーヴルが優勝。08年に生まれた7458頭の頂点に輝いた。
これで同馬は06年のメイショウサムソン以来5年ぶりの皐月賞・ダービー2冠馬となった。2冠馬の誕生は史上22頭目。
同馬の重賞勝利はスプリングS、皐月賞に続いて通算3勝目。通算成績は8戦4勝、2000m以上のレースでは2戦2勝。また、スプリングSと皐月賞の双方を制した馬によるダービー勝利は06年メイショウサムソン以来のことで、通算9頭目。馬名の意味は、「金細工師(仏)」
【東京競馬場での皐月賞・ダービー2冠達成】
今年の皐月賞は、東日本大震災の影響により東京競馬場で行われたが、東京競馬場で「皐月賞」と「ダービー」を勝利したのは、64年のシンザン以来のことで、通算3頭目。(東京競馬場での皐月賞開催は、皐月賞が中山競馬場で行われるようになった49年以降では、本年が7回目)
【新潟競馬場デビュー馬】
新潟競馬場デビュー馬が同レースを勝利するのは、84年のシンボリルドルフ以来27年ぶり2頭目。
【5月生まれ】
5月生まれのダービー勝利は、03年のネオユニヴァース以来、8年ぶりのことで、グレード制が導入された1984年以降では通算6頭目。
【関西馬の勝利】
関西馬の勝利は10年エイシンフラッシュに続いて2年連続で、通算では関西馬34勝・関東馬44勝。
【馬主(有)サンデーレーシング】
オルフェーヴルの馬主である(有)サンデーレーシングは、本年のダービー勝利により、馬主としてクラシックレース完全制覇を成し遂げた。馬主のクラシックレース完全制覇は、(有)社台レースホース、金子真人ホールディングス(株)(個人名:金子真人含む)に続く3例目。
②池添謙一騎手
現役8人目のダービージョッキー。同レースは7回目の騎乗で初勝利。
クラシックレース勝利は、本年の皐月賞を勝利したのに続き、通算4勝目。これは現役騎手では、武豊騎手19勝・安藤勝己騎手7勝、福永祐一騎手5勝に続いて4位タイ。G1レース勝利は通算13勝目。本年の重賞レース勝利も皐月賞以来で5勝目、通算44勝目。
③池江泰寿師
同レースは初勝利。また、42歳4カ月17日でのダービー勝利は、グレード制導入後では、最年少ダービー優勝調教師となる記録。これまでの最年少記録は、角居勝彦師が07年にウオッカで勝利した際の43歳1カ月30日。
同師の父・池江泰郎元調教師は、05年にディープインパクトでダービーを勝利しており、親子でのダービー勝利となった。親子でのダービー勝利は、「父・松山吉三郎=子・松山康久」以来2組目のこと。
クラシックレース勝利は、オルフェーヴルで勝利した今年の皐月賞に続き通算2勝目。G1レース勝利は、本年の皐月賞に続く通算5勝目。また、本年の重賞レース勝利も皐月賞以来で5勝目、通算17勝目。
④ステイゴールド産駒
ダービー勝利は初めて。また、G1勝利は、本年の皐月賞に続いて通算6勝で、6勝中5勝が2000m以上のレース。重賞勝利は、同じくオルフェーヴルの皐月賞以来で、通算27勝目。
【出走馬18頭がサンデーサイレンスの“孫”】
今年のダービー出走馬18頭の血統を見ると、全馬「父の父」又は「母の父」に「サンデーサイレンス」の血統が入っており、サンデーサイレンスの孫となっている。

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