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2歳新種牡馬初勝利はシーキングザダイヤ

2011年05月22日 21時44分

5月11日に門別競馬場で行われたホッカイドウ競馬の「JRA認定フレッシュチャレンジ競走」において、シーキングザダイヤ産駒のシーキングブレーヴ(牝2歳、北海道・谷口常信厩舎)が勝ち、シーキングザダイヤ(牡10歳、父ストームキャット)は今年初産駒がデビューする2歳新種牡馬の初勝利を飾った。
同馬はG1NHKマイルC、G1モーリスドギース賞などを制した女傑、シーキングザパールの初仔。現役時代はG2ニュージーランドT、G2浦和記念を含め重賞5勝を挙げたほか、G1・2着9回など30戦7勝の成績(うち地方16戦3勝、海外3戦)を残した。
2008年に新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬入り。1シーズン限定での供用だったにもかかわらず、123頭の種付頭数を記録した。シーズン後は米国へ輸出され、米・ヒルンデイルファームで繋養。現在は南米チリで種牡馬生活を送っている。
初年度の血統登録馬68頭の中からの勝利に、繋養先だった同SSでは「1シーズンだけでしたが人気があり、とても忙しかったのを覚えています。血統は世界レベルでしたから種牡馬としての資質が高かったのでしょう。こちらにいないのは残念ですが、こうやって産駒が走ってくれると嬉しいですね」と、当時の様子を振り返っていた。
今年の2歳新種牡馬はアドマイヤムーン、ダイワメジャー、ケイムホームなど35頭。18日にはサムライハートも門別競馬場で初勝利を挙げている。

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