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BTC育成調教研修修了式、28期生17名が巣立つ

2011年05月01日 19時58分

BTC軽種馬育成調教センターの「育成調教技術者養成研修第28期生修了式」が4月15日、浦河町のBTC軽種馬診療所2階で開かれ、1年間の研修を終えた17名がホースマンとして巣立った。
28期生は昨年4月に入講。研修では439時間に及ぶ騎乗研修をはじめ、実技、学科、牧場・馴致実習など、育成調教技術者としての基礎的な知識・技術を学んできた。
新たな門出となったこの日は、家族や教官、来賓らが見守る中、800m馬場で実技査閲を実施。堂々とした手綱さばきで研修馬を操り、身につけた騎乗技術を披露した。
修了式では伊藤克巳BTC理事長が修了証書と記念品を手渡し、「ここで学んだことを基礎にさらに精進し、周囲から認められる育成調教技術者になってください」と激励。来賓の北村健日高振興局長、池田拓浦河町長、高松勝憲JRA日高育成牧場長からもエールが送られた。
最後に28期生を代表して宮田賢さんが「明日より私たちはそれぞれの道を歩み始めますが、学んだことを糧に精進していきます」と謝辞。それぞれの夢に向け決意を新たにした。
同研修は、世界に通用する強い馬づくりに欠かせない育成調教技術者を養成するため、1992年に開講。これまでに300名以上の人材を送り出し、日本馬のレベルアップに貢献してきた。修了生の評価は高く、28期生17名も全員、育成牧場への就職が決まっている。

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