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「北海道競馬推進プラン」を策定、北海道農政部

2011年04月24日 21時02分

ホッカイドウ競馬を主催する北海道はこのほど、競馬事業の更なる発展と馬産地の活性化を目指し、「北海道競馬推進プラン」を策定した。
同プランは2008年に策定した「北海道競馬改革ビジョン」に基づく様々な競馬改革の取組によって赤字体質からの転換が進み、11年度以降も存続が決定した同競馬の事業プランを長期的な視点に立って策定したもの。道民の意見や北海道地方競馬運営委員会からの提言、道議会での議論も参考にしてまとめられた。
プランでは11年度から15年度までの5年間を「将来の経営安定に向けた基盤づくりの期間」と捉え、新たな発売環境の変化に即した積極的な発売拡大と経営の合理化を進め、収支構造の更なる安定化を計画。12年度までの2年間は収支を均衡し、JRAとの相互発売が開始される13年度以降は毎年2億円の黒字という見通しを立てている。
今後の取組としては、組合馬主制度やクラブ法人制度の促進、JRAとの連携による交流競走の拡大、ホテルや飲食店との提携によるレース映像の放映や日高の観光PR、共同馬券発売システムへの参加、ホッカイドウ競馬広報大使制度の検討、JRAの電話・インターネット投票システムによるホッカイドウ競馬の馬券発売などを強化していく。

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