昨年のNHKマイルカップ(G1)の勝ち馬で、大阪杯で4着のあと安田記念に向けて調整されていたダノンシャンティ(牡4歳、栗東・松田国厩舎)が、右前浅屈腱炎を発症していることが判明した。今後9カ月以上の休養を要す見込み。
松田国師:大阪杯の後、順調に坂路調教まで進めましたが、4月15日(金)に裏筋をエコー検査をしたところ、前回の検査(2月20日)ではきれいだったものが、腱に長さ20cm程の広範囲に損傷が見られました。NHKマイルカップで日本レコードを出した馬ですし、前走の大阪杯でもこの馬自身レコードタイムで走っているほどで能力の高い馬ですから、今後の進退については白紙とし、きちんと腱の治療をして、半年後の11月にオーナーと相談して進退について決めたいと考えています。