23日の東京ではオークストライアルのフローラS(G2)、新潟では古馬の牝馬限定重賞・福島牝馬S(G3)が行われる。フローラSには、ダンスファンタジア(フェアリーS1着)や、マイネイサベル(新潟2歳S1着)といった重賞ウイナーのほか、未知の魅力を秘めた1勝馬も多数登録。実績組か、それとも新星の出現か、優先出走権(3着以内)を賭けた戦いが注目されるところ。なお、昨年の勝ち馬サンテミリオンは、オークス優勝(アパパネと1着同着)、2着のアグネスワルツも、本番で3着に入る活躍。また、ダンスファンタジアは、前走の桜花賞(G1)で7着となっているが、同馬が出走すれば“桜花賞組”の挑戦は07年イクスキューズ(3着)以来4年ぶり。
ヴィクトリアマイル(G1)にとっての重要な一戦・福島牝馬S(G3)には、4歳馬16頭を含む22頭が登録。今年行われた古馬の牝馬限定重賞は、すべて4歳勢が勝利をおさめている。