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名種牡馬パラダイスクリークが死亡

2011年04月10日 21時42分

テイエムプリキュア(G1阪神ジュベナイルフィリーズ)、カネツフルーヴ(G1帝王賞)などの父として知られる名種牡馬パラダイスクリーク(牡22歳、父アイリッシュリヴァー)が4月4日、種付中に腰を強打したため、繋養先だった日高町の前川義則氏の牧場で死亡した。
同馬は1994年の米芝牡馬チャンピオン。92年のハリウッドダービーでG1初制覇を果たすと、5歳時の94年にはG1アーリントンミリオン、G1ワシントンD.C.国際S、G1マンハッタンSなどを制覇。同年秋にはG1ジャパンCにも出走し、マーベラスクラウンのハナ差2着と健闘した。
米日25戦14勝の成績を残し、現役を引退。95年に総額6億1600万円(1口1120万円×55株)のシンジケートが組まれ、静内町(現・新ひだか町)のアロースタッドで種牡馬入り。距離の長短、芝・ダートを問わぬ万能型種牡馬として一時代を築いた。昨年の種付シーズン終了後の8月に同スタッドを退厩。今シーズンから前川氏の牧場で種牡馬として供用を始めたばかりだった。

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