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ヴィジオンデタが連覇に挑戦【香港カップ】

2010年12月05日 20時57分

フランスのヴィジオンデタがレース史上初の連覇に挑む。今年3月のG1ドバイワールドCではオールウェザー馬場が合わなかったか12着と崩れたが、休養を挟んで臨んだ8月の仏G3ゴントービロン賞を快勝。前走G1英チャンピオンSでもトゥワイスオーヴァーの2着に入った。芝2000m(10ハロン)は7戦5勝、2着1回、3着1回と抜群の安定感を誇る。
フランス勢ではプラントゥールとスタチェリータも有力。プラントゥールはG1ジョッキークラブ賞(仏ダービー)2着など今年の仏3歳中長距離路線では常に上位争いを演じた。前走のG1凱旋門賞では進路妨害で7位入線から失格となったが、今季最後の一戦で名誉挽回を目論む。昨年の仏オークス馬スタチェリータは、昨秋のG1凱旋門賞でも直線で見せ場を作り、ヴィジオンデタ(10着)に先着(7着)。ヴィジオンデタ同様、こちらも距離は2000m前後がベスト。紛れの多い香港では持ち前の先行力も生きる。
イギリスのスノーフェアリーIREはG1エリザベス女王杯を圧勝。鮮やかな勝ちっぷりで英・愛オークスを連勝した実力を示した。硬い馬場に対応できるスピードを持っていることは前走で証明済み。切れ味はヴィジオンデタにも引けをとらない。
香港勢はジョン・ムーア厩舎が送る昨年のこのレース2着馬コレクションが筆頭格。また、同厩舎のイリアンは昨年の独2000ギニー馬で、前哨戦のG2香港ジョッキークラブCを制した勢いもある。地元の利を生かして外国勢を迎え撃つ。

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