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スプリント界の頂上決戦【香港スプリント】

2010年12月05日 20時57分

例年にも増して興味深いメンバーが揃ったG1香港スプリント。その中心となるのは昨シーズンの香港年度代表馬で、このレース2年連続3度目の制覇を目指すセークリッドキングダム。3月のG1高松宮記念を回避する理由となった腸捻転に伴う開腹手術の影響が懸念されていたが、前々走のLG3シャティンスプリントトロフィーでは休養前と変わらぬ強さを披露した。前走のG2香港ジョッキークラブスプリント(5着)ではいつもの爆発力が見られなかったが、陣営はこの敗戦をそれほど気にしていない様子。レース後も順調な調整ぶりが伝えられているだけに、巻き返しは必至だ。
南アフリカを代表して挑むジェイジェイザジェットプレーンは同国のチャンピオンスプリンター。昨年は欧州でキャンペーンを展開したが8戦1勝と低迷。しかし、南アフリカに帰国してからはG1を連勝した。復活なった韋駄天の走りに注目。
シンガポールのロケットマンは前哨戦のG2香港ジョッキークラブスプリントでワンワールドと1着同着。右回りに対する不安を払拭したことが大きい。
地元のグリーンバーディーNZは日本で連敗したが、今年5月にはロケットマンをねじ伏せてG1クリスフライヤー国際スプリントに優勝。巻き返すだけの力はある。そのグリーンバーディーNZをG1スプリンターズSで下したウルトラファンタジーAUSは同型の逃げ・先行馬をどう捌くかがポイント。

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