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ジャパンC出走予定外国馬の25日の調教内容(その3)

2010年11月25日 17時56分

11月28日のジャパンカップ(G1)に出走予定の外国馬のうち、ヴォワライシ(牡5歳、伊・カルーソ厩舎)、ティモス(牡5歳、仏・ドゥーメン厩舎)の25日の調教内容は以下の通り。なお、ヴォワライシは、10時37分に競馬学校国際厩舎を退厩し、12時29分に東京競馬場へ到着している。
○ヴォワライシ
[競馬学校]左回りでダク(速歩)800m―キャンター1400m(1F24~25秒程度)―常歩200m―キャンター1400m(1F16~18秒程度、ウルル助手騎乗)
カルーソ調教師:ジャパンカップについては、今年の初めから参戦を意識しており、秋口からローテーションを調整しました。これまでは非常にいい調子に仕上がっていますし、見た印象も非常にいいものでした。追い切りは、400mくらいをギャロップでと思っていますが、明日の朝の様子を見て決めたいと思っています。左回りは初めてですが、左回りの練習をイタリアで何度もやっていますし、まったく心配していません。ゲートについても、すぐに慣れるので心配していません。この馬は非常に勝ちたがる馬で、そういう気性を持ってレース運びをする馬です。私自身は前回の参戦(93年)では6着だったので、それよりいい成績を残したいと思います。(東京競馬場到着後の様子は)落ち着いているようで安心しました。問題ありません。
デムーロ騎手:この馬は勝利するために戦う馬で、素晴らしい馬だと思います。東京競馬場の芝についても問題なく、いい走りを見せてくれると思います。レースについてはどこの枠順だとしても、スタートを切ってすぐに流れに乗れるように騎乗したいと思います。私のファンにも喜んでもらえる結果を出したいと思います。
ウルル助手:馬の調子は引き続き良好です。食欲があり、来日直後より体重も増えました。初めての環境による影響もまったくないようです。
○ティモス
[競馬学校]左回りでダク(速歩)800m―キャンター1400m(1F24~26秒程度)―常歩200m―キャンター1400m(1F20~23秒程度、テレ厩務員騎乗)
ドゥーメン調教師:どのような競馬場でも走れますし、タフで多頭数にも怖気づかない馬ということもあり、凱旋門賞後にジャパンカップへの参戦を決めました。日本には5日前に到着しましたが、好ましい馬体重を保っていますし、調子は良好です。馬の精神状態も良く、大変期待しています。東京競馬場には明日入厩しますが、土曜日の朝に追い切る予定です。フランスで最終調整をしてきたので、日曜日に最高の状態に持っていけるように調整していきたいと思います。戦術については、枠順が決まってから考える予定です。この馬は展開や馬場状態を選ばない馬ですし、日本の競馬を熟知しているペリエ騎手が騎乗してくれるので大変心強いです。
ペリエ騎手:どんなコースでも走れますし、位置取りや馬場に関係なくしっかりと走ってくれます。長い直線を得意としているので、直線でスピードを上げていけると思います。前走後も成長していますし、休養を挟んでフレッシュな状態で臨めるので期待しています。ブエナビスタはいい馬ですし、凄く強いと思いますが、レディーファーストとならないように最後までこの馬を信じて乗りたいと思います。
テレ厩務員:調子はいいです。馬の性格が明るくなりましたね。今後の調教については、馬の様子を見ながらになりますが、調教師と話して内容を決定します。

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