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スノーフェアリー関係者に厳重注意

2010年11月19日 16時16分

JRAは17日(水)、エリザベス女王杯で優勝したイギリスのスノーフェアリー(牝3歳、ダンロップ厩舎)に後検量の規定違反があり、ダンロップ調教師、トレヴァー調教助手、ライアン・ムーア騎手に「厳重注意」の処分を下したことを発表した。JRAでは前検量、後検量とも鞍装具一式を持って計量することが義務付けられているが、同馬の1着入線後に助手が上腹帯を外し、騎手がそれを持たないまま後検量したもの。民放放送でテレビ観戦していたJRA職員の指摘により競走確定後に発覚した。JRAは調教師、助手、騎手に聞き取り調査を行ったところ、違反であることには違いないが、イギリスでは後検量で所定の重量を下回らなければ制裁対象にならず、ごく軽い装備は後検量の前に外すことがあり、注意不足によるもので、負担重量をごまかす不正の目的はなかったと判断。また、上腹帯が100グラムであることが確認され、失格など競走結果に重大な影響を与えることはなかったとし、「厳重注意」の処分となった。

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