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JBBAが米人気種牡馬エンパイアメーカーを導入

2010年11月17日 10時26分

JBBA日本軽種馬協会は11月15日、米・ジャドモントファームに繋養されている人気種牡馬エンパイアメーカー(牡10歳、父アンブライドルド)の購買契約を締結したことを発表した。来春から新ひだか町のJBBA静内種馬場で供用を開始する。
同馬の競走成績は米8戦4勝。2歳10月のデビュー戦を快勝すると、3歳2戦目のフロリダダービーで初重賞制覇をG1で飾った。続くウッドメモリアルSでG1・2連勝を達成。1番人気で迎えたG1ケンタッキーダービーはファニーサイドの2着に惜敗したが、三冠最後のG1ベルモントSを制し、ファニーサイドの三冠を阻止した。
現役引退後の2004年に種牡馬入り。これまでにパイオニアオブザナイル(G1サンタアニタダービー)、アイコンプロジェクト(G1パーソナルエンスンS)、カントリースター(G1アルシバイアディーズS)、ムシュカ(G1スピンスターS)、アコマ(G1スピンスターS)と5頭のG1ホースを送るトップサイアーとして活躍している。
父アンブライドルドはミスタープロスペクター系ファピアノの産駒で、種牡馬としてケンタッキーダービー馬グラインドストーン、BCジュベナイル勝ち馬アニーズ、日本でもレッドチリペッパー(G3中山牝馬S)といった重賞ウイナーを送り、成功を収めている。母トゥーソードは米G1勝ち馬。本馬のほかに、チェスターハウス(G1アーリントンミリオン)、オネストレイディ(G1サンタモニカH)、チゼリング(G1セクレタリアトS)といったG1ホースを出し、米年度代表繁殖牝馬に選ばれている。
種付料は、A200万円(特約なし)、B250万円(不受胎時返還、フリーリターン付)、C300万円(9月15日期限払い、フリーリターン付)。JBBAでは「競走成績、血統、種牡馬成績とすべてが素晴らしい。優秀な種牡馬を導入できました」と期待を懸けている。

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