12日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)から5月1日から11月7日までのワールドサラブレッドランキングが発表された。新たに対象レースとなったのは、米国のブリーダーズカップ、オーストラリアのメルボルンカップ、コックスプレートなど。キングジョージ6世&QエリザベスS圧勝のハービンジャー(135)の首位は変わらず、ブリーダーズカップクラシックでゼニヤッタを破ったブレイム(129)が2位に順位を上げた。牝馬のトップは、ブリーダーズカップマイル3連覇を達成したゴルディコヴァと、ブリーダーズカップクラシックで惜しくも2着に敗れたゼニヤッタ(125、総合10位タイ)。
日本調教馬の掲載は3頭で、凱旋門賞2着のナカヤマフェスタ(127)が6位タイ、天皇賞(秋)を圧勝したブエナビスタ(121)25位タイ、同2着のペルーサ(120)が38位タイ。日本の牝馬で120ポンド以上の評価を受けたのは96年のファビラスラフイン、05年のシーザリオ、08、09年のウオッカ(いずれも120)に続くもので、ブエナビスタで4頭目。