ニュース

中央 その他

エリザベス女王杯出走外国馬の8~10日の調教内容

2010年11月10日 12時20分

11月14日のエリザベス女王杯(G1、京都、芝2200m)に出走を予定しているアーヴェイ(牝4歳、加・アトフィールド厩舎)と、スノーフェアリー(牝3歳、英・ダンロップ厩舎)の8~10日の調教内容は以下の通り。なお、スノーフェアリーは7日9時48分に競馬学校を出発し、同日17時40分に京都競馬場に到着しており、また、アーヴェイは、10日9時50分に競馬学校国際厩舎を退厩し、京都競馬場へ出発した。
○アーヴェイ
[調教内容・競馬学校]
【8日】右回りでキャンター2200m(1F17~18秒程度、シーハン助手騎乗)、ゲート試験合格
【9日】馬場入りせず
【10日】左回りでダク(速歩)2200m後、キャンター400m(1F19~21秒程度)
[シーハン助手の話]
【8日】調子は良好で、あらゆるものを楽しんでいる様子です。昨日、今日と割に強めに負荷をかけて調教したこともあり、明日については自国での調教と同じように中休みとし、馬場入りはしないこととしました。
【9日】1日休んでリフレッシュできたみたいです。食欲も十分ありますしね。明日の調教は京都競馬場への移動もあることから、調教師と相談して内容を決めたいと思います。
【10日】入厩して1週間経つが、輸送慣れしているせいか体調に変化はありません。自国にいる時と同じ調子でいます。
○スノーフェアリー
[調教内容・京都競馬場]
【8日】芝コース(外回り)でダク約1200m―常足約600m―キャンター約800m(ハンナ厩務員騎乗)
【9日】ダートで速歩約1400m―芝コース(外回り)でキャンター約1700m(ハンナ厩務員騎乗)
【10日】ダートでダク約1300m―芝コース(外回り)で常歩約300m―キャンター約1900m(ハンナ厩務員騎乗)
[トレヴァー助手の話]
【7日到着後】非常に順調に京都競馬場まで移動できました。馬の状態はまったく不安も不満もありません。馬体重を計ったところ464kgくらいでした。調教は状態を見ながら、明日から7Fのキャンターを毎日やる予定です。
【8日】馬は非常にいい状態です。輸送の影響もまったく見られず、この上なくいい調子です。カイ食いも良く、水もたくさん飲んでいます。初めての場所ですが、順調に適応しており、状態もいいです。地下馬道は初めての経験ですが、問題ありませんでした。明日も、本日と同様キャンターを行う予定です。水曜日には少し速目の調教、そして、木曜日には予定通り追い切りを行います。追い切りにはダンロップ調教師も立ち会い、ムーア騎手が騎乗する予定です。京都競馬場は素晴らしい競馬場です。本日、芝コースで調教を行いましたが、馬場は柔らかく、速い馬場との印象を受けました。
【9日】この上なくいい状態で、調教も予定通り行えました。もともと馬場状態を選ばない馬なので、良馬場でも比較的重目の馬場でも勝っていますし、日本の芝でも特に問題なく調教をこなしています。馬は、引き続きカイ食いも良く、フレッシュな状態で調子も非常にいいです。明日の調教については、今夜、ダンロップ調教師と相談しますが、今日と同じような内容になると思います。ムーア騎手の飛行機が遅れているとの情報もありますが、予定通り到着すれば、木曜日の追い切りには立ち会う予定です。現時点でもほぼ万全な状態です。あともうひと仕上げをして、レース当日には見事なまでの状態にするつもりです。
【10日】馬の状態は、この上なくいいです。日本の馬場にも慣れてきており、馬体重も理想的な状態です。カイ食いも非常に良く、水もよく飲んでいます。かなりの強者でないと、彼女を負かせないと思います。明日の調教は、今日とほぼ同じ内容で調整した上で、追い切りをする予定です。残念ながら、ムーア騎手は飛行機の遅れで、金曜日の昼頃に京都到着となるため、追い切りには、本日同様ハンナ厩務員が騎乗します。ダンロップ調教師は本日到着し、明日の追い切りには立ち会う予定です。馬も最高の状態に仕上がりつつあり、日曜日のレースを楽しみにしています。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ