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アメリケンが欧州3頭目の快挙、トウカイトリックは力及ばず12着

2010年11月07日 18時39分

メルボルンカップ(豪G1)
11/2 フレミントン 3歳以上
芝3200m(左)slow(重)23頭3:26.87
中団を追走した仏調教馬アメリケンが直線で外から一気に脚を伸ばして快勝。1993年のヴィンティージクロップ、2002年のメディアパズル(ともに愛調教馬)に続き、欧州調教馬として史上3頭目の優勝となった。前走G1マッキノンSを制してG1・4連勝を果たし、中2日で臨んだソーユーシンクは好位から直線で抜け出したところで勝ち馬の強襲に遭って3着まで。トウカイトリックは直線で最内を突いて先頭に並ぶ見せ場を作ったが、馬群に飲み込まれて12着に終わった。勝ったアメリケンは2007年7月に仏アンドレ・ファーブル厩舎からデビュー。昨年5月の仏G2ヴィコンテスヴィジェ賞(芝3100m)で重賞初制覇を遂げた後に米国へ移籍したが、芝で4戦して未勝利に終わった。今年2月にオーストラリア人の現オーナーに22万5000米ドル(約1800万円)で売却されて再びフランスに舞い戻り、アラン・ド・ロワイユ=デュプレ厩舎に所属。移籍初戦は5着だったが、その後は8/22の仏G2ケルゴルレイ賞まで長距離戦を3連勝して豪州入り。10/20の前走G3ジーロングCを制していた。陣営は次走候補に12/12のG1香港ヴァーズ(シャティン、芝2400m)を挙げている。なお、3着に終わったソーユーシンクはレース後にクールモアへのトレードが成立。今後は愛エイダン・オブライエン厩舎へ転厩すると見られている。

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