“新潟2歳王者”のマイネイサベル(美浦・水野厩舎)が、ファンタジーS(G3)で重賞V2を目指す。同馬は、7月17日に新潟でデビューし、新馬→新潟2歳S(G3)と2連勝。これまで新潟2歳S勝ち馬は、99年ゲイリーファンキー5着、02年ワナ4着と、勝利を逃しているが、果たして、マイネイサベルは重賞ウイナーの実力を発揮し、3連勝を飾ることができるかどうか。Vなら、無敗馬の勝利は、04年ラインクラフト以来6年ぶり7頭目。新潟デビュー馬の勝利は、レース史上初。なお、ファンタジーSでは、10月の京都でデビューした馬が、4勝を挙げている(今年の登録馬では、ケイティーズジェムが該当)。また、ファンタジーSは、阪神JF(G1)に向けての重要な一戦で、過去10年間では、01年タムロチェリー、02年ピースオブワールドの2頭が、ファンタジーSをステップに“2歳女王”に輝いている。