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史上初の3連覇に挑むゴルディコヴァ【BCマイル】

2010年11月03日 10時32分

ゼニヤッタとともに今年の話題を集めているのがゴルディコヴァ。同馬のほかミエスク、ルアーが過去にG1BCマイル連覇を成し遂げている(ダホスは隔年で2度優勝)が、3連覇はBC全レースでも未だ達成されていない。金字塔を打ち立てられるか、期待が高まっている。今季は道悪だった8月の仏G1ジャックルマロワ賞(2着)でマクフィに先着を許したが、前走の仏G1フォレ賞まで4つのG1勝ちを加え、欧州馬のG1最多勝記録(11勝)を更新。マイルでの強さは盤石で、死角らしいものは見あたらない。
5月の英G1ロッキンジSで3つ目のG1制覇を果たしたパコボーイ。これまでゴルディコヴァとの直接対決では4戦4敗に終わっているが、前走のG1フォレ賞での着差は半馬身。大本命ゴルディコヴァに重圧をかける一頭であることは間違いなく、逆転の可能性もある。
昨年のG1英2000ギニーでシーザスターズの2着したデリゲーターは昨年3番人気で5着。今年は故障明けの一戦となった英LRドバイデューティフリーC(芝7ハロン)に勝って、前走の英G2チャレンジSは4着。全盛期の能力が出せれば上位争いに加わる。
G1サンタアニタダービー(AW9ハロン)の勝ち馬シドニーズキャンディが地元の代表。オールウェザーから芝への転向初戦となったG2ラホヤHでは2着に5馬身半差をつけてコースレコードで逃げ切り勝ち。展開の利を味方につけて一発を目論む。
牝馬のプロヴィゾは昨年秋に米国へ移籍し、G1キーンランドファーストレディSまでG1・4連勝。マイク・スミス騎手が「芝のゼニヤッタ」と賞賛する切れ味鋭い末脚がどこまで通用するか。
前走G1ウッドバインマイルS優勝など今季G1で5戦2勝2着2回のコートヴィジョン、G1ウッドバインマイルS2着馬で西海岸の芝G1を2勝しているザユージュアルキューティー、昨年の英G1デューハーストS優勝馬ベートーヴェンらが伏兵となる。

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